今月22日までの1週間に、全国の医療機関を受診したインフルエンザの患者数が推計161万人と急増し、大分県でも25日にインフルエンザの警報が発令されたそうです。

子供さんを中心に流行が広がっているようで、心配ですね。

2年前にインフルエンザに罹患した身としては、とても他人事とは思えません…本当に辛いですよね。

 

さてタイトルの「インフルエンザと歯周病」、一見無関係と思いますが、近年の研究で関連性が報告されています。

日本大学歯学部の研究グループによると、ある種の歯周病菌が出す酵素が、インフルエンザウイルスの感染を手助けし、さらに悪化させている可能性があるそうです。

実際に、ある介護福祉施設で徹底した口腔ケアを実施したところ、そうでない施設と比較してインフルエンザの発生率が10分の1まで減少したという報告もされています。

インフルエンザの予防には手洗い・うがいの徹底が肝要ですが、口腔ケアを加えてみてはいかがでしょうか?

松原歌奈子