昨日はバレンタインでしたね。
院長はスタッフさんからチョコレートをいただいていました。
ありがたい限りです。
ウチの子と私は、少し早目の先週末に、溶かして型に流して作った動物型チョコレートをケーキにトッピングしてパパ(院長)にプレゼントしました。
パパのおなかの中に入ったのはそのうち4分の1程度だったんですけどね…残りはもちろん子と私のおなかの中に(笑)
さて、まるで虫歯の敵の様に思われているチョコレートですが、虫歯の原因になるのはチョコレートそのものではなく、チョコレートに含まれる砂糖です。
チョコレートの主成分、カカオに含まれるカカオポリフェノールには、虫歯や歯周病の原因菌に対する抗菌作用があり、歯垢を付きにくくしたり口臭を防ぐ作用があるそうです。
お砂糖による影響を何とかするには、やはり食後の歯磨きでしっかり食べ残しを取りきることですね。
ほかには「歯医者さんが作ったチョコレート」という、砂糖を一切含まないチョコレートもあります。
こちらのチョコレートの甘味料は100%キシリトール。
キリシトールガムで有名なので、ご存知の方が多いと思いますが、虫歯の原因にならず、虫歯を抑制する甘味料です(また後日ブログで説明しますね)。
この商品は基本的に歯科医院でしか購入できません(当院ではまだ導入していません。ご希望の方はご相談ください。)
チョコレートは虫歯の敵!とは言い切れないようです。
というわけで、私はついついチョコレートを食べてしまうのです…自分に甘い。
ちなみに、カカオポリフェノールを多く摂取するにはカカオ含有量の多いチョコレートの方がよいそうです。
その一方で含まれる脂質やカフェイン・テオフィリンなどの効果があるため、適量を摂取することが大切なようです。
松原歌奈子